モロッコ遊牧民探訪記

遊牧民との生活。ロバとの旅の記録

またモロッコに行きます

 もう一度モロッコに行きます。まだ航空券はとっていませんが、10月ごろを予定しています。期間は半年ほどを予定。はじめにロバを買って、アトラス山脈を横断しながら、ベルベル人の集落を訪ね歩こうと思っています。そして、最後にイハルフやアハマドたちと再会したいと考えています。

 実現すれば、私は3年連続で新年をモロッコで迎えることになる。一体モロッコの何に惹かれたのだろう。今はまだうまく答えられる自信がないが、私はアトラスの風景と、そこで暮らす人たちが好きなのだと思う。どこまでも広がる青い空、すがすがしい空気。パンを焼き、ヒツジとともに生きる人々。帰国した今も、あのときの空気感を思い出すと、胸がドキドキする。これまでの旅でも、アトラス山中の村々を精力的に見て回った。しかし、アトラスは思った以上に懐深くて、まだまだ知られざる一面があるのではないかという気がしている。

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今回計画している旅のルート。大西洋の町アガディールからアトラスを横断し、トドラ渓谷を目指す

 イハルフたちとの暮らしは、まだブログで書ききれていない。まだ書きたいことはあるので、のんびりとブログは更新し続けるつもりではいる。楽しみにしている方には申し訳ないが、気長に付き合っていただけると幸いです。